もぐ丸君日記

丸七住宅の裏話があるかも?

防災の日は、備えのチェック 2006年08月31日(木)

9月1日は、防災の日だね。
阪神大震災から10年。
TVから流れた、
横倒しになった高速道路・幾筋もの煙・・
       記憶に残ってるよね。

岩本社長が、西宮市で被災され
    「その時」を聞いてみたんだ。

岩本談
『2005年1月17日 早朝。
 「ドン!!」 
 布団の中で、突然下から突き上げられ 体が宙に浮いた。
 朝早くから 何ごとかと目をこすり、起き上がろうとした。
 次の瞬間、巨人に肩をつかまれたような大きな横揺れで
 思わず目の前の ソファーにしがみついた。

 わけがわからず、頭の中が真っ白になった。
 すぐに、隣室で眠っているはずの妻と子供のことが気になった。
 しかし、恐怖がこみ上げ 手が震えなかなかふすまを開けられなかった。
 細く開いたそこから見えた光景は、
 押入れを突き破った衣装ケースが部屋に刺さり
 布団の上に たんすが倒れていた。
 まだ、何がおこったか理解できなかった。

 はっと 気づき妻の名を叫んだ。
 『だいじょうぶ・・』部屋の隅で震える声で答えてくれた。
 その腕の中には、子供がしっかり抱きかかえられていた。


 本当に何がなんだかわからなかった。というのが、最初の印象です。
 すぐに、部屋の中でスニーカーをはき、水を確保して、マンションを出ました。
 あまりの景色の変わりように気が動転して
 隣接する学生寮が倒壊しても わからないほどでした。
 
 この経験から、
  @ 家、部屋の点検をする・・倒壊は、命にかかわります。
  A 水・食料3日分確保 ・・食料が届きだしたのは2日目以降でした。
  B 小銭が必要     ・・当時、固定電話、携帯電話は不通で
                  公衆電話しか連絡方法がありませんでした。』

 つづきは、また後日。
 


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