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前回のつづき 阪神大震災、岩本社長の話
岩本談 『1月18日の深夜 やっと食料(菓子パン)が届きました。 しかし、幹線道路は、建物の倒壊等で寸断され 大渋滞で 身動きできる状態でありませんでした。 通電している自販機もすべて飲料は売り切れ 備えている食料を見て心細くなりました。
いったん、駐車場の車に避難しましたが、 夕方になり、自宅マンションに戻りました。 鉄筋コンクリートのマンションもゆがみ 翌々日の雨に いたるところで雨漏りしていました。 余震のたびに飛び起きて 食と住の不安は、時間とともに増していきました。
妻子を、妻の実家に避難させることにし、 動いている電車の駅まで送っていきました。
映画の世界・・・夢ではないか・・・。 くすぶった街の臭い、切れた電線が垂れ下がり 瓦礫と化した街並みに真新しい家がポツンポツンと残る。 その瓦礫の前には、焦点を失った人々が座り込む・・・。
長く感じた道のりを、無言で三人で歩きました。 妻子を電車に乗せた後、膝から力が抜けました。 その後、私は神戸市に救助の応援に向かいました。』
もぐ丸です。 実際に経験されたお話なので迫力あるよね。 NHKでも特集が放送されていたけど 万一に備え、心構えしておいたほうがいいよね。 @まず、身の安全・・・・・・家の危険な箇所チェックして補強しておきましょう。 食器棚や家具の中身はいっきに飛び出します。 A次に 水・食料3日分確保 B家族間の連絡方法を確認・・阪神震災の時は、 5日間電話のかかり難い状態が続いたようです。 《災害伝言ダイヤル》171 をご存知ですか? 忘れてイナイ(1・7・1)って覚えるそうです。 |
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