もぐ丸君日記

丸七住宅の裏話があるかも?

防災の日は、備えのチェック その2 2006年09月05日(火)

前回のつづき
阪神大震災、岩本社長の話

岩本談
 
『1月18日の深夜 やっと食料(菓子パン)が届きました。
 しかし、幹線道路は、建物の倒壊等で寸断され
 大渋滞で 身動きできる状態でありませんでした。
 通電している自販機もすべて飲料は売り切れ
 備えている食料を見て心細くなりました。

 いったん、駐車場の車に避難しましたが、
 夕方になり、自宅マンションに戻りました。
 鉄筋コンクリートのマンションもゆがみ
 翌々日の雨に いたるところで雨漏りしていました。
 余震のたびに飛び起きて
 食と住の不安は、時間とともに増していきました。

 妻子を、妻の実家に避難させることにし、
 動いている電車の駅まで送っていきました。

 映画の世界・・・夢ではないか・・・。
 くすぶった街の臭い、切れた電線が垂れ下がり
 瓦礫と化した街並みに真新しい家がポツンポツンと残る。
 その瓦礫の前には、焦点を失った人々が座り込む・・・。

 長く感じた道のりを、無言で三人で歩きました。
 妻子を電車に乗せた後、膝から力が抜けました。
 
 その後、私は神戸市に救助の応援に向かいました。』


もぐ丸です。
実際に経験されたお話なので迫力あるよね。
NHKでも特集が放送されていたけど
万一に備え、心構えしておいたほうがいいよね。
 
 
  @まず、身の安全・・・・・・家の危険な箇所チェックして補強しておきましょう。
                  食器棚や家具の中身はいっきに飛び出します。
  A次に 水・食料3日分確保 
  B家族間の連絡方法を確認・・阪神震災の時は、
                    5日間電話のかかり難い状態が続いたようです。
                    《災害伝言ダイヤル》171 をご存知ですか?
                    忘れてイナイ(1・7・1)って覚えるそうです。
 


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