2023.01.20 コラム

簡単3ステップ!バーチャル旅館作ってを歩いてみよう【Blender】【Unity】【Cluster】

サムネイル 

■この記事はこんな方にオススメ!
・イラストだけじゃなくて、実際に歩いて施設を見てもらいたい!
・自社の施設をバーチャル空間にしてみたい!
・バーチャル空間でイベントを開いてみたい!

上記のお悩みをお持ちの方には特にオススメの内容です!

今回作成するもの

今回は、前回の記事で作成した立体館内マップの中を歩いていきたいと思います。
大まかな流れとしては左画像のような形で作成していきます。
下動画のように実際にキャラクターを操作して簡易的に旅館を体験できるようにしていきます。

blenderからunity、UnityからCluster

用意するもの

・立体にしたマップデータ(前回の記事参照)
・Unity Cluudterにデータをアップするために使います。
・Cluster 歩き回るために使うアプリケーションです。
・ClusterCreatorKitSample Clusterにアップロードするための設定がされたサンプルワールドです

それでは早速作成工程を追っていきたいと思います。

作成工程

STEP1:立体マップの書き出し、Unityへの読みこみ

blenderエクスポート Unityインポート 方法

まずはUnityに読み込むために前回作成したデータを書き出していきます。
画面左上の「ファイル」「エクスポート」「gltf 2.0」の順で書き出します。
(特に設定は変えず、そのままエクスポートしていきます。)

エクスポートできたらUnityに読み込んでいきます。
「Unity」「ClusterCreatorKitSampleを開く」「画面左上のUniGLTF-1.27」「import」「blenderで書き出したデータを選択」
という順で読み込みます。

STEP2:当たり判定などの設定

SpawnPoint Collider 各種設定

データを読み込んだら「Spawn Point(キャラクターの出てくる場所)」「Despawn Height(キャラクターが消える位置)」を設定していきます。
今回はこの様な位置に設定しました。
また、「Collider(当たり判定)」も設定していきます。このColliderを設定するとキャラクターが設定した物を貫通せず、ぶつかるようになります
「Collider(当たり判定)」は主に床や壁に設定します。

STEP3:Clusterにアップロード!

Cluster アップロード方法

次に、Unity上部の「Cluster」の項目からClusterにアップしていきます。
(初めは非公開の状態でアップし、不備がないかテストをします。)
Clusterはアプリさえダウンロードできれば、異なる機種からでもアクセス可能です
(対応機種2023/1/6現在 SteamVR(OpenVR)対応PC向けVRデバイス(※1)(※2) PC(Windows、Mac(※3)) スマートフォン(iOS、Android) Meta Quest 2)
clusterに関しては、また次回の記事でご紹介できればと思います。

完成!

バーチャル空間 VR空間 実際の様子

アップロード出来たら実際にClusterにログインし、ワールドを歩いてみます。
実際に歩いてみて、「光が強い」「木の模様が大きすぎる/小さすぎる」等の違和感を感じた点を修正していきます。

今回大変だったこと

・blenderからUnityにデータを移す際に、テクスチャの大きさが変わったりするので、その調節が少し大変でした。
・今回はオブジェクトColliderをつけたり、オブジェクトの数が多かったりしたので、ワールドアップロードまでに時間がかかりました。
・blenderでは情報量が多く見えましたが、実際に歩いてみると結構余白が目立つように感じました。

まとめ

いかがでしたか?
今回は前回記事で作成したマップデータの中をバーチャル空間にして歩いてみました。
次回は、今回の記事で登場したClusterについてお話ししていきますので、是非ご覧ください。

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