
企業やお店の顔ともいえるホームページ。初めて訪れるユーザーにとって、その印象が信頼性や購買意欲を左右する重要な存在です。
しかし「作っただけ」で止まっていませんか? 実は、ホームページは公開した後こそが本当のスタート。今回は、運用・更新にかかる費用の相場と、手間をかけずに効果を出すためのコツをお伝えします。
①ホームページは「作ったあと」が重要
企業や店舗の信頼性や集客力を高めるために、ホームページは今や欠かせない存在です。しかし、本当に大切なのは「作ったあと」、つまり運用・更新をいかに継続するかです。「お知らせが1年前のまま」「情報が古い」「デザインが崩れている」……
そんな状態では、せっかくのホームページもユーザーの信頼を損なってしまいます。また、Googleなどの検索エンジンは「更新頻度」や「情報の新しさ」も評価基準に含めています。更新されないホームページは、SEOの面でも不利になることがあるのです。さらに、スマートフォンやSNSとの連携が当たり前になった今、ホームページも常に「現在進行形」である必要があります。情報の即時性・正確性が問われる時代では、運用の遅れがそのままビジネスチャンスの損失につながることも。
この記事では、ホームページの運用・更新にかかる費用の相場と、自社に合った賢い依頼方法、そして効率的に運用を継続するためのヒントをわかりやすくご紹介します。
②ホームページ運用とは?どんな作業が含まれる?
ホームページの「運用」とは、作ったサイトを放置せず、常に最新で安全・成果が出る状態に保つ活動のことです。
代表的な作業は以下のようなものがあります。
・テキストや画像の差し替え
会社情報、メニュー、キャンペーン内容などの変更は定期的に発生します。
・新着情報やブログ投稿の代行
社内で書いた原稿をアップするだけでも、CMSの扱いに慣れていないと手間に感じることも。代行してくれる外部パートナーがいれば安心です。
・デザインやレイアウトの調整
季節ごとの特集ページやキャンペーンページの作成も頻出です。スマホ表示の最適化やレスポンシブ対応も含まれます。
・セキュリティ・保守管理
WordPressをはじめとしたCMSのアップデート対応や、プラグインの互換性チェック、バックアップなどが求められます。
・アクセス解析と改善提案
Googleアナリティクスやサーチコンソールなどの分析ツールを用い、訪問数や離脱率を確認し、改善提案を行います。
これらの業務を定期的にこなすことで、ホームページの信頼性と成果を維持することができます。
③ホームページ運用費用の相場
運用・更新を外注する場合、費用感は「単発依頼(スポット)」か「継続契約(月額制)」かによって大きく異なります。
作業内容 | 費用の目安 |
---|---|
テキスト・画像の軽微な修正 | 5,000〜20,000円/1回 |
ページ追加・大規模修正 | 30,000〜100,000円以上/1回 |
例えば、1ページ分のコンテンツ追加や、バナーの差し替えといった案件が該当します。
ただし、スポット依頼の場合は都度見積もり・発注の手続きが必要になるため、頻繁な更新には不向きです。
プラン内容 | 月額料金の目安 |
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軽めの更新(月1〜2回程度) | 5,000〜30,000円/月 |
中〜大規模サイト対応(週1〜毎日更新) | 50,000〜150,000円/月 |
多くの制作会社では、運用保守・簡単な更新作業・アクセス解析レポート提出などを含めた「サポートプラン」が用意されています。
中には、SEO支援やSNS連携のサポートまで一括して行ってくれるプランもあり、マーケティング強化を狙う企業には適しています。
④費用に差が出る理由は?4つのポイント
ホームページ運用の費用にはかなり幅があります。その差を生む要因を理解しておくと、自社にとって適正な価格感が見えてきます。
1.依頼先の種類
・Web制作会社:品質や対応力が高く、実績も豊富。ただし料金は高め。
・フリーランス:柔軟で安価な場合も多いが、対応範囲や稼働時間に限りがある場合も。
・サブスク型サービス:月額定額で更新し放題。コストを抑えたい中小企業に最適。
2.作業の頻度・ボリューム
週に1回なのか、月に1回なのかでも大きな違いがあります。また、テキストだけの更新と、画像+レイアウト調整を伴う更新では工数が異なり、当然費用にも反映されます。
3.CMSやシステム環境
WordPressのようなCMSを利用している場合、基本的な更新作業は比較的容易ですが、独自CMSや古いシステムは作業が複雑になりがちです。更新に時間がかかれば、それだけ費用も高くなります。
4.作業の専門性
SEOを意識したライティング、コンバージョン率を上げるデザイン改善など、高度なスキルを要する作業は料金が高めに設定されます。逆に、画像の差し替えやテキスト修正などは比較的安価です。
⑤自社でやる?外注する?判断のポイント
社内でホームページ更新を対応できれば理想的ですが、現実には次のような課題がつきまといます。
・担当者が多忙で、更新作業が後回しにされる
・情報が更新されず、信頼を失うリスク
・HTMLやCSSの知識不足でレイアウトが崩れる
・担当者の退職で「誰も触れないサイト」になってしまう
こうした事態を防ぐには、一部だけでも外注化しておく仕組みづくりが重要です。
特に更新頻度が多い企業では、月額制やサブスク型の運用パートナーを持つことで、業務負担を大きく軽減できます。
⑥賢い選択肢:「デザインホーダイ」でラクに・安心運用
「更新したいのに手が回らない」「毎回見積もりや発注が面倒」……
そんな課題を解決するのが、サブスク型の更新支援サービス「デザインホーダイ」です。
■ デザインホーダイとは?
「デザインホーダイ」は、月額定額でホームページの更新作業を何度でも依頼できるWeb運用のサブスクリプションサービスです。
■ こんな課題を解決します
・小さな修正に毎回費用がかかっている
・社内のWeb担当者が不足している
・制作会社とのやりとりが煩雑で時間が取られる
・自分でCMSを操作するのが不安 or 面倒
■ 特徴・メリット
・創業20年以上の歴史と実績が、クオリティの証
Web構築・印刷物を軸とした事業展開を行い、26年を迎えた制作会社だからこそ、お客様に安心してご利用いただけます。
・予算を気にせず、必要な時に必要なだけ
月額定額制なので、都度見積もりをする手間や、予算超過の心配なく、必要な時に必要なだけ気軽にデザインを依頼できます。
月額3万円からという手頃な価格設定も魅力です。
・専属デザイナーによる親身なサポート
社内にデザイナーがいない企業でも、まるで「自社のデザイナー」のように専属担当がサポート。
デザインの方向性やトーン&マナーも統一され、ブランドイメージの維持にもつながります。
・やるべき作業に集中できる
デザインや資料作成などの面倒な業務を全て丸投げすることで、本業に専念する時間が確保できます。社内の生産性向上にも貢献します。
・幅広いクリエイティブ領域に対応
ホームページデザイン、ランディングページ制作、各種印刷物デザイン・編集、Web広告用バナー作成、SNS投稿画像・動画制作、イラスト制作、動画簡易編集など、多岐にわたるデザインニーズにワンストップで対応可能です。
⑦まとめ:費用だけでなく「継続できる仕組み」を
ホームページの運用・更新は、継続こそが最大の差別化です。更新の滞ったサイトは、ユーザーの信頼も、検索エンジンの評価も、ゆっくりと下がっていきます。まずは、自社の更新頻度・必要な作業内容・社内リソースを見直して、最適な運用スタイルを検討しましょう。
運用方法 | 費用 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
自社対応 | 低〜中 | 外注費用を抑えられる | 柔軟に対応可能 | スキル・時間が必要 |
スポット依頼 | 中 | 必要なときだけ依頼。緊急対応や不定期更新に向く | 必要な時だけ依頼 | 継続性がない |
月額契約 | 中〜高 | 定期的な更新と保守をカバー。中長期的な安心感あり | 安定した運用 | コストがかかる |
サブスク | 中 | コスパ・スピード・柔軟性に優れ、今注目されている選択肢 | 定額で依頼し放題 | 対応範囲の確認が必要 |
更新の仕組みを整えることで、本業に集中できる環境が生まれます。「つい放置してしまう」「対応できる人がいない」といった悩みがあるなら、今こそ“運用の外注化”を検討してみてください。