2013.07.02 CATEGORY:コラム
弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
閑散期対策に有効なシニアプランだが、アクティブな若シニアと身体的ハンディを抱える高齢シニアとでは、志向がまったく違ってくることに注目。

今号ではシニアプランの活用法を取り上げたい。
これから多くの施設で夏休みを前に閑散期になっていく。
その中で、一つの有力なマーケットがシニア層である。
世間一般でも伝えられているように定年を迎えたシニア層はお金と時間があるために、 旅行者ターゲットとしては最適である。
しかし、情報が錯綜し先入観や誤解も手伝い、きちんと訴求しないと明確な集客には結びつかないので、 しっかりと考察してきたい。
まずは、一口にシニアと言っても、60歳前後のシニアと高齢シニアの方とでは、 施設に求めるニーズが異なる。
前者はシニアすなわち老人扱いされることを嫌い、アクティブに観光や体験を楽しむ。
このアクティブシニア層に向けて労わりの感じの強い商品造成をしても、響かない。
むしろ、自由満喫に楽しめるプランを作成した方が、響くのである。
一方の高齢シニア層の方へのプランはやはりエレベーター近くであったり、 お食事もイステーブルや高座椅子の用意ができる旨を記載したりと、従来のシニア向けのプランが好まれる。
従って、この2者のプランは明確に分けなければいけない。
また、消費に関しても、シニア層はお金があり消費に旺盛であるという認識も誤解を孕んでいる。
今のシニア層は自身にとって価値を感じるものに関しての消費は旺盛であるが、 それ以外のものに関しては基本的には倹約家であるので、どういう趣味趣向を持った方かを見極めずに、 単純にシニアの消費に期待したプランは見向きもされないのである。そうではなく、 シニア向け高単価プランを造成する場合は、ターゲット(趣味趣向)を絞ったプランにすることが肝要である。
基本的にはシビアなシニア層に最も訴求力が高いのは、やはり価格訴求型のシニアプランである。 前号でも述べたが、旅慣れたシニア層の方は、混雑する夏などを避け、静かで安いと知っているこれからの季節に旅をする。
そこにはお互いの需要と供給のマッチングがあるので、平日限定のシニア割プランが有効になる。
有力なマーケットであるだけに、どのシニア層をターゲットにするのかをきちんと分析した上で対応していきたい。
(株式会社アビリティコンサルタント的場弘明)

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