2018.05.25 CATEGORY:コラム
弊社コンサルタントの内藤による週刊観光経済新聞のコラム。
日帰りや付帯売り上げの低迷に悩む施設は、時代の流れだと諦めになってしまうことが多く感じられる。全てを時代の流れのせいにすることなく、一度、はやっている店や地元の居酒屋に足を運んでいただきたい。「なぜはやっているのか」を学び、自施設で実施出来ることがあれば取り組んでみてはどうだろうか。

最近、はやりのお店や地元の居酒屋に足を運んでいるだろうか。
前号で取り挙げた、日帰りや付帯売り上げの低迷に悩む施設の話を聞くと、
昔話と諦めになってしまう事が多いように感じられる。
「以前は、これだけ売り上げがあった」。
だがしかし、「今のお客様は宴会などしなくなってしまった」
「今の若い人は飲まなくなった」「海外ゲストは飲まない、買わないだから」
「歓送迎会の集まりがなくなってしまった」というあきらめのセリフである。
もちろん、時代の流れとしてそういうことも大いにあるであろうが、
果たして本当に、すべての時代の流れのせいだけにしてよいものであろうか。
そこで、冒頭の問いに戻るが、はやっている店や地元の居酒屋に足を運んでいるかである。
仮に、「今の若い人や海外ゲストが飲まない、買わない」というのが、一般的であるのであれば、
全てのお店がそうなるはずである。
ところが、その中でも売り上げを伸ばしている店は存在している。
やはり、そういうお店に足を運び、「なぜはやっているのか」を学ぶことは大いに大切だと思う。
例えば、「海外ゲストが飲まない、買わない」という諦めを聞くことがとても多いが、
では、本当にどれだけの施設が海外ゲスト向けの言語で、メニューを用意しているであろうか。
おそらく、そう多くはないであろう。
また、はやりのお店に行っていれば、「今年はレモンサワーが流行っている」などの気付きがあり、
どうすればそれを自身の施設に取り入れて、お客様にPRできるかとなるはずである。
あるいは、地元の居酒屋に足を運べば、同じ商圏の中のお客様の相場観がつかめて、
価格や内容で劣っていれば、お客様が流れていくのは当然の事である。
もちろん、全てはやりにのっかりましょうということではない。
諦める前に、まだ実施できることがあれば取り組んでほしいと思う次第である。
もし、近頃、はやりのお店や地元の居酒屋に足を運んでいなければ、
まずはそこから踏み出してはどうであろうか。
必ず何か学びがあるはずである。
(アビリティコンサルタント・プライムコンセプト 取締役 内藤英賢)

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