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【第87回】WEBマーケティング コンセプトルームのトレンド その2

2013.10.16 CATEGORY:コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
大規模投資なく備品やアメニティだけでイメージアップを図れ、汎用性があるコンセプトルームの考案を提言。
「レディースルーム」「エグゼクティブルーム「快眠ルーム」など。

前号ではコンセプトルームのトレンドと題して、全国の様々な取り組みを紹介した。比較的特徴的なものを述べたので、今号では、より取り組みやすいコンセプトルームについて紹介したい。
取り組みやすいコンセプトルームのキーワードは「汎用性」である。

キャラクターやブームに乗ったコンセプトルームは当たれば大きいが、ブームが去ったり、あまりにターゲットを絞ったキャラクターであったりすると、逆に年間稼働率を落としかねない。
そこで汎用的なターゲットについて考えれば自ずと答は導かれてくる。

代表的なところでは、「赤ちゃんルーム」「レディースルーム」「快眠ルーム」「エグゼクティブルーム」等である。
これら全てが一時的なブームとは関係のない、また市場規模も大きな汎用的ターゲットであることが分かるかと思う。
「赤ちゃんルーム」は幾度か触れたので割愛させて頂くが、レディースルームの需要も高まっている。
女性に嬉しい高級アメニティを揃えたり、美容グッズを配置したり、女性が好みそうな調度品やデザインに改装したりするケースが多い。

大規模な投資なく実施できる点と施設のイメージアップに大きく寄与する点からも設置する施設が増えてきている。
また、どちらかというとホテルを中心に増えているのが、「快眠ルーム」やワンランク上の「エグゼクティブルーム」といったコンセプトルームである。

客室の広さを広げるような改装は時間もコストもかかるので、ベッド・枕・デスク周りの備品等で上質感や睡眠に対するこだわりを表現することで、通常の客室タイプよりも単価を上げて販売することが可能になる。
工夫次第では、大規模な投資を必要とせずにリニューアル可能なのである。
旅館ホテルともに、装置産業の側面がある故に、常に新しい何かをお客様にご提供しないといけない宿命にある。
そのような観点からも、大規模な投資をかけずに、知恵を絞ったこのようなコンセプトルームを考案するのも一計であろう。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

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