2010.02.16 CATEGORY:コラム
週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています
前回から「WEBマーケティング インターネット徹底集客」と題して、
宿泊施設がインターネットというツールをどのように使うか言及している。
今回は、インターネットで基本中の基本となる考え方をお伝えする。
宿泊施設は、宿泊客に対して正しいイメージを伝えなければならない。
これは、インターネットに限ったことではない。テレビや雑誌、パンフレットなどの紙媒体と同じ考え方である。
紙媒体と大きく違う点は、情報量とスピード性、そして即時予約機能である。
数ある媒体の中でも、自社ホームページではもっとも多くの正しい情報を掲載しなければならない。
宿泊客は、「事前期待」を持ち、宿泊施設に予約を入れる。
事前期待をインターネットでも正しく伝えなければいけない。
実際の施設の魅力がインターネット上で伝えきれていない場合は、少なからず予約=売り上げのチャンスロスを起こす。
反対に実際の施設の魅力をインターネット上で過剰に伝えていたとすれば、クレームの危険性が増す。
インターネットはイメージを伝えるツールである。実際より背伸びする必要はない。経営者や働いているスタッフの「思い」を伝えることである。
なぜなら、宿泊客は施設の良い点悪い点を知りたいと思ってインターネットを閲覧しているからだ。
良い点を正しく伝えて、正しいイメージを与えることが重要なことと言える。
とは言うものの、施設のすべてをインターネットで伝える必要はない。なぜなら、宿泊客の宿泊体験時に「事前期待」を上回る「驚き」が用意されていれば、それは「満足」を超えた
「感動」につながる可能性があるためである。
インターネットの特性である「情報量」と「スピード性」を理解し、
正しいイメージを訴求することが宿泊客の信頼を得ることにつながる。
「ホームページで正しいイメージ訴求ができているか」「正しい事前期待を与えているか」「事前期待を上回る驚きが用意されているか」、
検証の継続を心がけてほしい。
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