2021.01.16 CATEGORY:コラム

毎年、この時期には1年の振り返りを行っているが、今年は新型コロナウイルスとGo Toキャンペーンという二つに集約される年であったと言えるであろう。新型コロナウイルスの発祥から1年が経過しようとしているが、いまだに終息の気配はなく、来年には過去の出来事として振り返ることができるようになっていることを願ってやまない。
観光業界にとっては激動の年となったが、改めて振り返っていきたいと思う。4月の緊急事態宣言により、宿泊施設は休館を余儀なくされ、対前年比で売り上げは90%以上のダウンとなった。5月後半に緊急事態宣言が解除となり、観光への支援策として各自治体を中心に域内観光の促進が盛んに行われた結果、レジャー需要は比較的早く回復基調へと向かっていった。一方ビジネス需要は、リモートワークの推奨もあり、非常に低調な需要で推移をしていった。
夏を迎えてGo Toキャンペーンが開始されるものの、「東京外し」や「夏休みの短縮」などの要因もあり、前年を超えるには至らない厳しい夏となった。9月にかけて新型コロナウイルスの感染者がピークアウトし、「東京解除」「地域共通クーポンの発行」と弾みがつく施策が続き、10月、11月とレジャー需要はピークを迎えた。そのような中でも、ビジネス需要は到底昨年には及ばず、厳しい時期が続いていた。Go Toバブルの勢いそのままに年末年始へという矢先に第3波が到来し、年末年始にGo Toが一時停止となり、レジャーもビジネスも一気に冷え込んだというのが、現時点までの大まかな流れであろうかと思う。
今後の見通しはGo Toの一時停止の解除のタイミングと対象エリアによるかとは思うが、年明けの政府の発表に注目をしておきたい。新型コロナとGo Toキャンペーンという強い衝撃により、宿泊業界全体が変わろうとしている。次号ではアフターコロナ、アフターGo Toに向けての予想や不可避で起きるであろう事項について考察していきたい。
(アビリブ・プライムコンセプト取締役 内藤英賢)
※画像参照:観光経済新聞Web版 2021年1月16日より出典

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