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【第288回】WEBマーケティング インターネット徹底集客(2022年秋の戦術の組み立て方)

2022.08.02 CATEGORY:コラム

【第288回】WEBマーケティング インターネット徹底集客(2022年秋の戦術の組み立て方)

夏の予約が全国旅行支援の延期やブロック割の延長やBA5の影響などで不安定な中ではあるが、同時に少し先の秋のことも考えておかないといけない時期である。そこで今号では秋の全体的な流れとその対策について述べたい。

まず、これまでの傾向として旅行キャンペーンの動向に合わせて旅行者が動くというパターンが見てとれる。つまり、9月1日以降も8月下旬に発表されるであろうキャンペーンの動向により、大きく変わることになると想定される。お客さまが「待ち」の状況になるので、秋の先行予約が鈍くなり、キャンペーンのリリースと共に直前で動くという形である。ただし、9月の3連休2回と10月の3連休に関しては、先行予約が好調なので、高単価を狙っていきたい(ただし、キャンペーンが既存予約に適用されないため、一度予約をしておき、キャンペーン開始後に予約を取り直すという形にはなるであろう)。

話を戻すと、8月下旬でのキャンペーンリリースとなった場合、9月1~2週目は予約から宿泊までの間隔が短すぎるため、低調に終わるケースが予想される。したがって、9月の15日くらいまでは稼働優先施策を打っておいた方が無難である。または、休館日を設定することで夏の慰労に充てたい。

現在のところ9月1日からは全国旅行支援も視野に入っていることから、再び全国旅行支援を念頭に置いた対策も求められる。特に前号でも述べた全国の人が対象になることでのワクチン接種証明(陰性証明)確認を含む、フロントオペレーションの最適化である。また、割引の適用方法も県民割(ブロック割)のときとは異なるというリリースをしていた都道府県もあったので、あらかじめ確認できるようであればしておいた方が良い。

秋のプラン作成においても注意が必要である。食材価格の高騰や輸入状況の不安定さにより、思ったような仕入れができていない状況が発生している。例年と同じ秋の商品を販売しようとしても、同内容&同価格での提供が難しく変更を余儀なくされているケースがある。アフターコロナが見えてきた状況ではあるものの、全く予断は許さないので、引き続き「準備」と「臨機応変」を前提として秋の戦術を組み立ててほしい。

(アビリブ・プライムコンセプト取締役 内藤英賢)

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