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【2023年6月版】国別で見る検索キーワードボリュームと最新情報

2023.07.25 CATEGORY:Webマーケティング

【2023年6月版】国別で見る検索キーワードボリュームと最新情報

Webマーケティング事業部の長川です。

 

 

日本への訪日観光客が日を増すごとに増えてきており、訪日観光客の賑わいがますます目立つようになってきました。
東京本社のある原宿では、オフィスを一歩出ると、たくさんの訪日観光客が観光しており、外国語が飛び交うように聞こえてきます。
日本ではないようでまるで異国の地にいるような気分になります。
街中を歩いてみた感じ、アジア人が多く、アジア圏からの観光客が多い印象を受けます。

インバウンド需要が回復してきた今、インバウンド集客に力を入れていきたい宿泊施設も多いのではと考えております。
まずは、比較的近いアジア圏の国から集客をしていきたいところです。
では、日本への観光を検討している海外ユーザーはどのようなキーワードを使って宿泊施設を探しているのでしょうか?

今回は、台湾・香港・韓国の3ヶ国で検索キーワードに違いがあるのかを見ていきましょう。

この記事では
・台湾・香港・韓国ユーザーが日本の宿泊施設を探すときにどのようなキーワードを使っているのか知りたい
・台湾・香港・韓国で検索キーワードに違いがあるのか知りたい
・どのようなキーワードがよく検索されており、どれくらいの検索ボリュームがあるのか知りたい
・これからのインバウンド需要の動向などの最新情報を知りたい

そんな方は必見です。

①台湾(繁体字)ユーザーが宿泊施設を検索するキーワードと検索ボリューム

台湾から日本へ観光する台湾人ユーザーはどのようなキーワードを使って、宿泊施設を探しているのでしょうか?

※Googleトレンドより (2023年6月)

「都道府県+ホテル」でキーワードの月間検索ボリュームとトレンド推移を表したグラフです。
「大阪 ホテル」で一時的に検索ボリュームが増加しましたが「日本 ホテル」「東京 ホテル」「大阪 ホテル」の平均検索ボリュームはほぼ同じでした。
「沖縄 ホテル」での検索ボリュームはありませんでした。

※Googleキーワードプランナーより

こちらは、Googleキーワードプランナーを使って先ほどのキーワードの検索ボリューム数を示したものです。
全体的に検索ボリューム数は多くはなく、「日本 ホテル」「東京 ホテル」「大阪 ホテル」で同じ検索ボリューム数となりました。
3つのキーワードに関しては、平等に検索されている傾向にありました。

②香港(繁体字)ユーザーが宿泊施設を検索するキーワードと検索ボリューム

次に、香港から日本へ観光する台湾人ユーザーはどのようなキーワードを使って、宿泊施設を探しているのでしょうか?

※Googleトレンドより (2023年6月)

「都道府県+ホテル」でキーワードの月間検索ボリュームとトレンド推移を表したグラフです。
台湾と比べて全体的に検索ボリュームが多いことが分かります。
平均して検索ボリュームの多い順に「東京 ホテル」>「大阪 ホテル」>「日本 ホテル」>「京都 ホテル」となりました。

※Googleキーワードプランナーより

台湾圏と比べて、検索ボリュームが多い傾向にありました。
「東京 ホテル」「大阪 ホテル」が最も多く、「京都 ホテル」と比べてほぼ倍近い検索ボリューム数の差となりました。

③韓国(韓国語)ユーザーが宿泊施設を検索するキーワードと検索ボリューム

最後に、韓国から日本へ観光する台湾人ユーザーはどのようなキーワードを使って、宿泊施設を探しているのでしょうか?

※Googleトレンドより (2023年6月)

「都道府県+ホテル」でキーワードの月間検索ボリュームとトレンド推移を表したグラフです。
全体的に「大阪 ホテル」の検索ボリュームが最も多い傾向にありました。
東京より大阪の方が距離が近いことから、大阪への興味関心が強く検索ボリュームが伸びているのではないかと考えております。

※Googleキーワードプランナーより

上記2ヵ国と比べて、最も多い検索ボリュームとなっております。
トレンド推移と同様、「大阪 ホテル」での検索ボリュームが多い傾向にありました。
「日本 ホテル」と比べて「都道府県+ホテル」キーワードでの検索ボリュームが多いです。
旅行観光したいエリアについて、この段階で決まっているのではないかと考えております。

参考:各国で見る「日本 ホテル」の検索ボリューム数

「日本 ホテル」が国別でどれくらいの検索ボリュームがあるのか、訪日観光客が多い国別で見てみましょう。
アメリカからの検索ボリュームが多い傾向にありました。
フィリピン・シンガポール・タイからも一定の検索ボリュームがあることが分かります。
中国・ベトナムからの検索ボリュームは多くありませんでした。

④最後に

ここまで、台湾・香港・韓国の3ヶ国でユーザーが宿泊施設を検索するキーワードと検索ボリュームを紹介してきました。

宿泊施設が決まっておらず、どんな宿泊施設があるのかを比較したいユーザーが「東京 ホテル」「大阪 ホテル」などで検索していると考えられます。
そのようなユーザーに対しては、エクスペディアやBooking.comなどの海外OTAサイトなどがメインになってくると思います。
また、検索キーワードの傾向として、直接宿泊施設名で検索しているユーザーも多いのではないかと考えております。

Googleサーチコンソールを使って、あるリゾートホテルで台湾からの検索キーワードを調べてみました。
現地語を含めた宿泊施設名からの検索キーワードがほとんどでした。
このことから、ユーザーは宿泊施設名をすでに知っており、直接宿泊施設名を検索する傾向にあると考えられます。
そのためにも、訪日観光客でも受け入れやすい宿泊施設独自の魅力をアピールしていくことで認知させることが重要なのではないかと思います。
また、日本語だけではなく多言語サイトを構築することで、ユーザーにとって見やすいサイト作りもポイントとなってくるでしょう。

今後も、訪日観光客の増加に伴い、検索ボリュームは多くなると予想しており動向に注目したいです。

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