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レポートのデータが表示されない?GA4の「しきい値」とは

2023.03.13 CATEGORY:Webマーケティング

レポートのデータが表示されない?GA4の「しきい値」とは

Webマーケティング事業部の原です。

 

 

自社サイトを利用しているユーザーの分析(年齢、性別、訪問したページ、広告効果など)をさまざまな視点から行うために必要なレポートですが、いざ確認すると計測されているはずのデータがうまく表示されない場合があります。

今回は表示されない原因や適用されるデータのしきい値についてご紹介いたします。
 

GA4のレポートがうまく表示されないケースとは

前述の通り、Google アナリティクスはサイト訪問者の分析が可能ですが、個人の特定につながらないよう設定されております。そのため、集計対象の期間のユーザー数が少ない場合などに、しきい値が適用されるため、レポートがうまく表示されない場合があります。

GA4で適用されるデータのしきい値とは

しきい値とは、ユーザー属性などの情報からユーザーを推測できないように、集計から一部のデータを除外する仕組みです。
※なお「しきい値」はGoogleが制御しているため、調整はできません。

具体的には、下記のケースで適用されます

(1)Googleシグナルの設定が有効で、集計期間のユーザー数が少ない場合
(2)ユーザー族やユーザー数が含まれているレポートを表示した場合
※データのしきい値はGA4のシステムによって定義されているため、上記条件でも、適用されない場合もあります。
※しきい値が適用されると、レポート名の右側や画面右上に「!」のアイコンが表示されます。

しきい値の適用範囲

・GA4の標準レポート、データ探索、Googleルッカ―スタジオ(旧Googleデータポータル)にも適用されます。

GAレポートと基本レポートについてはこちらの記事でもご紹介しております。

しきい値を回避する方法

しきい値の影響を受けずにデータを確認するもっとも簡単な方法は、集計期間を長くすることです。期間を長くすることで、ユーザーの総数が増えますので、しきい値を回避することができます。

他にもGoogleシグナルをオフにする、レポート用識別子を「デバイスベース」に切り替える、などの方法があります。

上記を実施しても想定通りに表示されない場合は、他にも原因があるかもしれません。GA4の設定については、弊社で代行することも可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。導入のお手伝いから、レポーティングの相談まで対応いたします。

 

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