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【初心者向け】SEO内部対策とは?

2024.11.29 CATEGORY:Webマーケティング

【初心者向け】SEO内部対策とは?

SEO(検索エンジン最適化)は、Webサイトを検索エンジンで上位に表示させるための方法です。

主に「内部SEO」「コンテンツSEO」「外部SEO」の3つに分類されます。
サイトの検索順位を向上させるには、3つの対策をバランスよく実施することが大切です。

特に、この中で最も取り組みやすいのが「内部SEO」です。


 

 

内部SEOとは?

内部SEOとは、サイト内部の構造を改善し、検索エンジンにとって分かりやすいWebサイトを作ることを指します。「コンテンツSEO」「外部SEO」に比べて、外部要因の影響を受けにくいのが特徴で、限られた予算や人員でSEOを始めるなら、最初に取り組むことをおすすめします。
内部SEOに取り組む前には、Googleが公開している以下のガイドを確認しましょう。

・Google検索セントラル
https://developers.google.com/search/?hl=ja

・SEOスターターガイド
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/seo-starter-guide?hl=ja

これらは、Googleが推奨するSEOの基準であり、ここに書かれているポリシーに反する手法を実施してしまうと、ペナルティを受ける可能性があります。
今回は、内部SEOの具体的な方法をいくつかご紹介します。
 

1. パンくずリスト

パンくずリストとは、Webサイトの階層構造を示すナビゲーション機能です。たとえば、「トップページ > サービス > 製品紹介」といった形で表示されます。

ユーザーがサイト内で迷わないようにするだけでなく、クローラー(Webを回遊しているプログラム)がサイト構造を理解しやすくなり、検索順位の向上につながります。

パンくずリストは、通常ページ上部の目立つ位置(左上や見出しの下など)に設置します。比較的シンプルなHTMLで作成することが可能ですが、不安であれば、インターネット上で配布されているテンプレートやプラグインを使って実装することをお勧めします。

2. URLの最適化

URLをシンプルで分かりやすくすることで、クローラーがサイトを効率的に巡回できるようになります。
例えば、製品紹介ページなら「/products/」、サービス料金ページなら「/service/price/」のようにするのが良い例です。
ポイントは、URLがページの内容を正確に反映していることです。Wordpressを利用している場合、管理画面から簡単にURLを変更することができます。

3. スマートフォンで見やすいWebサイトを作る

現在はスマートフォンでWebサイトを見る人が増えています。そこで、Googleもスマホ対応を重視しています。特にモバイルファーストインデックス(スマホ版のサイトを優先的に評価する仕組み)が導入されているため、スマホ対応は必須です。
そのため、まずは下記の2点を意識しましょう。

①レスポンシブデザインを採用
スマホでもPCでも同じサイトで快適に見られる仕組みです。これにより、どのデバイスでも自動で見やすく調整され、Googleからの評価も上がりやすくなります。

②スマホとPCで同じ内容を表示
スマホ版のサイトにも、重要な文章や画像を省かずに載せましょう。Googleはスマホ版とPC版の両方の内容が一致しているサイトを高く評価します。

4. 表示スピードを早くする

Webサイトの表示速度もSEOでは非常に重要です。Google社の調査によるとWebサイトの表示速度が0.5秒遅くなるだけで、アクセス数が20%低下すると言われています。

表示速度を遅くする要因は様々ですが、主な要因としてサイト内で使用している画像サイズが上げられます。画像サイズが大きいと、表示速度も遅くなる傾向にあります。加えて、スマホはPCよりも処理速度が低いので、さらに表示速度が遅くなりがちです。

そのため、できる限り素早くサイトが表示されるように、画像サイズを最適化(必要以上に大きい画像を使用しない)を目指しましょう。

Webサイトの表示速度を知るには、Googleが提供するページスピードインサイトが使えます。Webサイトの表示速度を分析して、改善点も教えてくれるので非常に便利です。

5. タグを正しく使う

タグは、Webサイトの情報をクローラーやユーザーに伝えるための重要な役割を果たします。
特に重要なタグは以下の2つです。

①タイトルタグ(<title>)

Webサイトのタイトル(上記画像)はtitleタグを使って記述します。検索結果に表示されるため、SEOにおいてタイトルは非常に重要です。下記の3つを意識しましょう。

・検索キーワードを冒頭に配置する

・文字数は32文字以内に収める(検索結果に表示されるタイトルの文字数に制限があるため)

・タイトルだけでWebページの内容が伝わるようにする

② メタディスクリプション(<meta description>)

metaタグは、Webページの情報を検索エンジンやユーザーに伝えるための重要な要素です。特に、その中でもメタディスクリプションは、Webページの概要を簡潔に説明するためのタグで、検索結果に表示される部分です(上記画像)。

このタグを適切に設定することで、ページの内容がユーザーにわかりやすく伝わり、検索結果からのクリック率も高めることができます。そのため、以下2つを意識しましょう。

・ページの概要を簡潔に説明する(100文字前後が目安)
・検索キーワードを文頭に含める

6. Webサイトのキーワードを適切に取り入る

上位表示させたいキーワードをページタイトルや見出し、本文に使うことが推奨されます。ただし、過剰にキーワードを使ってしまうと、スパムとみなされる可能性があるため注意が必要です。

以下3つがポイントとなります。
・1ページにつき1つの主要キーワードを設定する
・共起語や関連語を適切に取り入れ、読みやすい文章を心がける
・リンクを張るときは、リンク先Webページのキーワードを含めたテキストにリンクを張ると効果的

まとめ

内部SEOは、限られたリソースでも取り組みやすく、成果を得やすい施策です。まずは、パンくずリストやURLの最適化、スマホ対応といった基本的な部分から始めてみましょう。

ただし、SEOはすぐに成果がでるものではありません。目安として成果が出る時期は6か月後(早くても3か月後)と言われています。Googleの公式ガイドを参考にしながら、長期的な視点で施策を進めていきましょう。

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