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サステナブルに対応した宿泊施設とは?

2024.02.29 CATEGORY:Webマーケティング

サステナブルに対応した宿泊施設とは?

Webマーケティング事業部の長川です。

 



2015年に国連総会で採択された、SDGs(持続可能な開発目標)を境に様々な場面において人権・経済・環境に配慮した動きが広まっています。
近年コロナ禍において、旅行観光に対する環境保護への意識が注目されており「サステナブルツーリズム」への需要が高くなりました。

この記事では、「サステナブルツーリズムとは」といった内容から自社の宿泊施設で取り組むことのできる施策やサービス提供などについてご紹介します。



 

①サステナブルツーリズムとは

サステナブルツーリズムとは、持続可能な観光を意味します。
観光旅行業の活性化をしつつ、自然環境や文化を維持することです。
自然環境を保護するだけではなく観光地を守る取り組みも指します。
【2023年12月版】2024年の旅行トレンド予想 でも紹介したとおり、2024年はサステナブルを意識した旅行や観光が旅行者の間でトレンドになると予想されています。
また、宿泊業界でも新しい旅のスタイルとして注目されるのではないかと注目を集めています。
主に海外ヨーロッパでは、サステナブルツーリズムへの意識が強く、最近になって日本でも話題になるようになってきました。

プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMESが、サステナブルツーリズムの認知度と今後の必要性について調査。

PR TIMES【サステナブルツーリズム調査】8割が「今後、絶対に必要になる」と回答、その理由とアイデアは?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000005511.html

調査内容より、75%がサステナブルツーリズムを知っていると回答しており、興味関心が高いことが分かります。
また、78.8%が「絶対に必要」と回答していることから、サステナブルツーリズムを意識した旅行者が増えていくと予想しており、需要が高くなりそうです。

観光旅行と宿泊施設は旅行者にとって2つで1セットであることから、サステナブルな取り組みを行っている宿泊施設は、サステナブルツーリズム旅行者に向けて魅力的なアピール要素につながるかもしれません。
サステナブルツーリズムは、今後新たなWeb集客の1つになるかもしれません。
では、具体的に宿泊施設側でどのような取り組みやサービスを提供することでサステナブルツーリズムにつながり、興味関心の高いユーザーを取り込めばよいのでしょうか。
次項にて、サステナブルな宿泊施設の取り組みの事例について紹介します。

②宿泊施設がユーザーに向けて発信するべきこととその方法

サステナブルツーリズムに興味関心が高いユーザーを自社の宿泊施設に集客するためには、どのような事をすればよいのでしょうか。

近年開業した宿泊施設では、サステナブルなコンセプトを持った宿泊施設が多くなっています。
例:
・客室は廃棄される木材やリサイクル・アップサイクルしています
・売上の一部を○○といった団体に寄付しています
・スタッフが着用している制服は○○で作られています など

すでにコンセプトや内装が決まっている宿泊施設では、今から新たにサステナブルなコンセプトを入れ込むのは難しいと思われます。

大手OTAサイトでは、トレンドに乗りサステナブルツーリズムに関する特集ページとしてサステナブルに取り組んでいるホテル・旅館を紹介しています。

発信方法その①:Googleビジネスプロフィールの活用

Google社が提供するGoogleビジネスプロフィールやGoogleトラベル内にて、サステナブルに関する取り組みを追加できる機能をご存知でしょうか。

こちらは、実際にサステナブルな取り組みを追加している宿泊施設のビジネスプロフィールです。ホテルの詳細やクチコミ、投稿などと並んでこのように表示されています。

さらに、実施している他の項目について確認することができます。

Googleのヘルプページにて、サステナブルに関する取り組みの追加を推奨しています。
https://support.google.com/travel/answer/10976106
https://support.google.com/hotelprices/answer/11044341

発信方法その②:サステナブルを意識した宿泊プランの販売

サステナブルツーリズムへの意識が高くなっていることから、専用の宿泊プランを販売して集客している宿泊施設も見られます。

旅行を通じてSDGsが体験できる宿泊プランに組み込むことで、興味関心の高いユーザーを取り込むことが可能となります。
サステナビリティに注目した専用の宿泊プランをアピールすることで、これから宿泊プランの利用を検討しているユーザーへの認知拡大と差別化につながるのではないでしょうか。

関連サイト:旅行者の9割が意識!サステナブルな宿泊プラン事例14選
https://www.table-source.jp/column/lodging-plans/

発信方法その③:SDGs専用ページを制作

最近になって、少しずつホテルサイトにおいてSDGsに関する取り組みをアピールしたページを見かけるようになってきました。
ですが、全体的に目を向けてると決して多くないのが現状です。
帝国ホテルやJR東日本ホテルズ、リッチモンドホテルズなど企業が事業展開しているホテルサイト内にSDGsページがあると言ったところです。
SDGsのコンテンツと絡めてサステナブルに関するページを出していきたいところです。

ページを通して、宿泊施設が社会問題や環境問題に配慮していることをアピールしていくことが重要となります。
弊社アビリブでも、これまでに多数のSDGsページ制作実績があります。
今後、SDGsページの導入をご検討されているようでしたらお気軽にご相談ください。

弊社が制作に携わった一部の施設様をご紹介します。
①富士屋ホテル 富士屋ホテルとSDGs
https://www.fujiyahotel.jp/sdgs/index.html

②グランドニッコー東京 台場 SDGsに関する取り組み
https://www.tokyo.grandnikko.com/sdgs/

③ホテルグランヴィア和歌山 SDGsへの取り組み
https://www.granvia-wakayama.co.jp/sdgs/

④花巻温泉 SDGsへの取り組み
https://www.hanamakionsen.co.jp/sdgs/

③まとめ

ここまで、サステナブルツーリズムとはといった内容から宿泊施設で取り組むことのできる施策やサービス提供などについてご紹介しました。
サステナブルツーリズムの需要が高まってきていることから、トレンドに乗り遅れないよう自社の宿泊施設においてもサステナブル・SDGsに対応した取り組みが必要になってきます。
そのためにも、まずは自社の宿泊施設でサステナブルな取り組みを、今一度洗い出しサイト上でアピールしていきましょう。

アビリブでは、宿泊観光業を中心に6,000社以上のWeb制作実績を持っています。
Web制作のみならず、Webマーケティングを中心にWeb集客・運用に関する総合支援も行っています!

・サステナブルツーリズムの需要に便乗してWeb集客を強化していきたい
・SDGsにページの導入を検討したい
・Webサイトを使って集客を最大化したい など

自社ホテル・旅館でWebサイトの運用に関するお悩みがありましたらお気軽にご相談ください!

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