2024.02.07 CATEGORY:Webマーケティング
Webマーケティング事業部の長川です。
2023年は旅行・観光業において「旅行・観光が復活した1年」になったのではないでしょうか。
国内・海外旅行予約サイト『じゃらん』は、2024年の旅行のトレンドを「イマーシブ体験」と「ナイトタイムエコノミー」の2つをトレンドとして注目をしています。
引用先:2024年注目の旅トレンドを発表!キーワードは「イマーシブ(没入)体験」と「ナイトタイムエコノミー」
https://www.jalan.net/news/article/776934/
イマーシブとは、没入を意味しておりリアリティある映像や音響に入り込み世界観に浸る事を指します。
来春に世界初のイマーシブ体験型のテーマパーク「イマーシブ・フィート東京」がお台場に誕生します。
世界初ということから話題性があり、国内のみならず海外からも注目が集まるのではないでしょうか。
また、その場でしか体験できない魅力やコンテンツが充実していることから、新しい旅のカタチになるのではと予想しています。
ナイトタイムエコノミーとは、夜間に行われる経済活動で観光や娯楽などの経済活動を指します。
昼間メインの活動として、自然体験や文化体験が注目されている中でナイトクラブや夜景観賞などナイトタイムの活動に注目が集まっています。
海外では、ビジネスチャンスを活性化させる施策として、ナイトタイムエコノミーに注目しています。
特に訪日観光客の多いエリアやナイトライフが充実しているエリアに位置している宿泊施設では、アピール材料として訪日観光客を集客する1つの方法として有効ではないでしょうか。
極上の空間づくりと質の高いサービスを提供している星野リゾートは、2024年の旅行のトレンドを「旅は貪欲」として注目しています。
引用先:星野リゾートが2024年の旅を予測~トレンドは「旅に貪欲」~
https://www.hoshinoresorts.com/information/release/2023/10/262969.html
実際にトレンドに関連するキーワードの検索ボリューム推移とともにトレンドを発表しています。
従来の旅行先で観光してその土地のお土産を買うスタイルに加え、サウナや温泉・グルメなど思い出に残る体験を重視した旅のスタイルがトレンドとなっています。
たくさんの観光地を巡る旅行(量)から、1つのことに特化した旅行(質)に変わりつつあると考えております。
子どもから大人まで幅広い年齢層、一人旅からグループ旅行・家族旅行・女子旅まで幅広い旅行タイプで楽しめることを想定していると考えております。
宿泊施設エリアや周辺環境によりますが、近隣施設でアクティビティが体験できるような体験付きの宿泊プランを打ち出してみてはいかがでしょうか。
宿泊予約の獲得だけではなく、宿泊施設自体のアピールにもつながると考えております。
例:サウナが体験できる宿泊プラン
温泉巡りができる宿泊プラン
テーマパークのチケット付き宿泊プラン など
ここまで、国内旅行における日本人を目線とした2024年旅行のトレンドについてご紹介してきました。
ここからは、日本人を含めた外国人はどのような視点で2024年の旅行をみているのかを見ていきましょう。
世界各国で展開する旅行予約サイト、ブッキングドットコムでは、2024年の旅行のトレンドを「Travel is LIFE」として注目しています。
旅行は非日常の出来事として位置づけられています。
これからは、ライフスタイルの一環として旅行が当たり前になってくることを予想しているのだと考えております。
引用先:ブッキング・ドットコム、2024年の7つの旅行トレンド予測を発表
https://news.booking.com/ja/ブッキング-・ドットコム-、2024年の7つの旅行トレンド予測を発表/
2024年の旅行のトレンドを7つの項目に分けて注目しています。
旅行を通じて、非日常を体験するに加えて旅行先での人との出会いを大切したりしている傾向が強い印象があります。
また、これまでの自分を見つめ直す機会として、新たな自分を発見するといった視点で旅行を満喫したい層も一定数いることが予想されています。
中でも日本ではあまり浸透していませんが、海外旅行者の間ではサステナブルを意識した旅行が人気を増しており、これから高まると予想しています。
サステナブルツーリズム(持続可能な旅行)といった概念が広がりを見せており、取り入れていきたい旅行者が増えてきています。
宿泊施設側としては、サステナブルについて宿泊施設が環境・社会問題をどのように捉えており、どのような取り組みを行っているのかをサイトを通じて発信することが重要になってくると予想しています。
宿泊施設のイメージを向上させることだけではなく、海外旅行者を取り込んでいくためにも施策の1つにつながるかもしれません。
ホテルサイトにおいて、サステナブルに関するページを多くはない現状です。
帝国ホテルやJR東日本ホテルズ、リッチモンドホテルズなど企業が事業展開しているホテルサイト内にSDGsに関するページがあると言ったところです。
SDGsのコンテンツと絡めてサステナブルに関するページを出していきたいところです。
ここまで、2024年の旅行トレンド予想と宿泊施設が行うべき施策についてご紹介しました。
どのサイトも共通して、2024年の旅行トレンドの傾向として体験を取り入れた旅のスタイルが重要視されるのではないかと予想しています。
コロナ禍において、旅行や観光が実現できなかったことから、旅行を通じて普段できないような体験をして旅の思い出を作りたい傾向が強いようです。
2024年はGW期間を含め3連休以上が11回あり、2023年の7回を上回っています。
GWやお盆休みを上手く活用すれば大型連休にもなることから、宿泊観光業にとっては追い風となるのではないでしょうか。
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