2022.04.15 CATEGORY:Webマーケティング
Webマーケティング事業部の原です。
先月、3月16日にGoogleからアナリティクスに関して重要なお知らせがありました。現在、主流となっている「ユニバーサルアナリティクス(UA)」のサポートが2023年7月1日に廃止されるとアナウンスがありました。
googleアナリティクスヘルプより
https://support.google.com/analytics/answer/11583528?hl=ja
Google アナリティクス 4 は、ユニバーサル アナリティクスに代わる次世代の測定ソリューションです。2023年7月1日をもって、標準のユニバーサルアナリティクス プロパティにおける新しいヒットの処理は停止されます。現在ユニバーサル アナリティクスをご利用のお客様には、Google アナリティクス 4 を使用するための準備をしていただくことをおすすめします。
今後の流れ
今後は、次世代の「Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)」を導入する必要があります。元々、Googleアナリティクスはリリース以降、バージョンアップを繰り返しており、今回は最も大きな変化と言っても過言ではありません。
現在主流のユニバーサルアナリティクスが3世代なので、次世代のアナリティクスは4世代。という意味でGA4という名称になったようですね。
変更点を挙げるとキリがないので細かい変更点は省きますが、まず重要なのは、従来のUAとは全く異なるデータ計測をしているという点です。
そのため、データを引き継ぐとかインポートするという概念はなくUAとGA4はそれぞれ独立したアクセス解析ツールとして動作します。その為、現在Googleでは並行して計測することを推奨しています。
これらの変更内容については以下の背景があります。
①プライバシーに配慮したデータ収集
Cookieの利用について法規制等が進む中で、Cookieを利用しないデータ収集に対応
②Webサイト以外の行動を計測
アプリとウェブを横断するような行動や動画再生も計測可能に
GA4へ完全な移行までは1年以上ありますが、早めにGA4を設定しないと来年の7月時点で過去データが見れないという状況が発生します。2023年3月にGA4の設定を行い7月時点で前年比を計測しようとしても、2022年7月~2023年2月までのデータがない状態になってしまうという事です。
先ほども記載しまししたが、UAとの並行計測が可能なのでなるべく早めにGA4を設定することをおすすめします。計測方法はことなりますが、アナリティクス上で切り替えを行い、従来のUAと新たなGA4を両立させることが現時点で可能となっております。
googleアナリティクスヘルプより
https://support.google.com/analytics/answer/10089681
すでにユニバーサル アナリティクス プロパティをお持ちの場合は、既存の設定に Google アナリティクス 4 プロパティを追加してください。[GA4 設定アシスタント] をクリックすると、既存のユニバーサルアナリティクスプロパティと並行してデータ収集を行う Google アナリティクス 4 プロパティを作成できます。元のユニバーサルアナリティクスプロパティもそのまま同じように運用でき、プロパティセレクタまたは管理ページから随時アクセスが可能です。
弊社でGA4の設定を代行することも可能です!
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(多数のお申し込みが予想されますので、その場合は順次対応となります)