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【第312回】WEBマーケティング インターネット徹底集客(WEB集客最前線(2023年秋の戦術の組み立て方))

2023.08.18 CATEGORY:コラム

盛夏の最中であり、夏の直前対策やお客さまの受け入れや人手不足で大変な状況ではあるかと思うが、秋の対策についても考えておかなければならない。今年の傾向は昨年までのコロナに翻弄された年と異なり、ある意味ではコロナ前に近い状況となっている。秋の動向について注意すべき点が3点あるので、述べていきたい。

まずは、団体旅行が活況である点である。コロナ禍の2020年~2022年に実施できなかった団体需要が、ここにきて4年ぶりに実施というケースが目立っている。したがって、大型施設を中心に団体旅行が稼働を押し上げており、自然と残室を高単価で売ろうとする動機づけが働くことになる。特に土曜日は行楽シーズンの土曜日ともなるため、高単価での販売を検討してほしい。特に9、10、11月の3連休は高需要が予測される。

2点目はインバウンド需要である。もともと10月は訪日外国人の数も多く、特に2023年はこちらも4年ぶりの中国の国慶節(10月上旬の中国の大型連休)需要があり、すでに都心部や中国に人気のエリアでは中国の方の予約が増えているという声を聞く。前号でお伝えしたインバウンド先行予約に注意しながら進めてほしい。

ここまではプラスの話であるが、国内個人旅行については、やや注意が必要だと感じている。
前述のとおり3連休や行楽シーズンの土曜日については、引き続き好調な予測が立っているが、果たして平日はどうだろうかという疑問がある。昨年まではコロナ禍だったとはいえ、県民割や全国旅行支援といった大きな割引キャンペーンがあり、個人旅行には大きな後押しとなっていたが、今年はない。

また、度重なる電気代や食品の値上げは間違いなく家計を圧迫し続けている。家計が圧迫された結果、真っ先に削られるのは余暇支出であることがマイナス要因とある。その予兆なのか、当初好調な滑り出しとなっていた夏休みも7月後半は思った以上に鈍化傾向となった。

プラス要因もマイナス要因もありそうな秋の状況であるので、難しい舵取りが求められると思うが、自施設が置かれたエリアや状況に注意して臨んで欲しい。

(アビリブ・プライムコンセプト取締役 内藤英賢)

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