2010.10.29 CATEGORY:コラム
週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。
以前に、WEBの商品は、3ヶ月に一度は見直して、入れ替えることを推奨した。
今回は、より短い期間、例えば1週間やその日限りというように、さらに
限定して出す商品の重要性について言及する。
結論としては、期間限定プランは、お客さまが興味を持つ「きっかけ」になる効用があり、一時的に売り上げを上げる起爆剤になる。
期間限定プランと聞いて、お客さまがどのような印象を持つか。
「空いているから安いのかな」「その時期に合ったおすすめのプランだろう」
「少し安いおすすめプランなのかな」「高いのであれば何か特典が付いているのだろう」
このようなことをお客さまは考える。
このお客さまが考えるということが重要なポイントである。
つまり、より詳しく施設のことを知りたい、どのくらい安いかプランか、
どのくらいお得なプランか、WEBサイトやプランを研究する。
研究をして、得だと判断されれば予約という行動につながりやすい。
期間限定プランの造成ポイントは、季節感のある差別化サービスと適正な価格である。
季節感のある差別化ポイントは、料理、お土産、周辺観光地のチケットなどがあげられる。
適正な価格とは、整合性が取れた分かりやすい価格である。
既存プランと同価格でも分かりやすいサービスが付いていればお得に感じて
もらうことも可能だ。
1人につき500円安いことだけでもお得と感じる場合がある。
絶対にやってはいけない造成は、既存プランの値下げである。
お客さまとの信頼関係が崩れてしまうからである。
それでは一例をあげる。
「11月28日~12月10日、紅葉終わり〇〇入場券付き、食事は温かい〇〇を1品サービス」、価格は通常価格と同じで出す。
訴求ポイントを整理すると、紅葉シーズンが終わってお得なプランが出ている、〇〇観光地がおすすめで近い、料理が1品サービス、である。
単純な値下げより、期間限定商品を活用してお客さまとコミュニケーションを図ってほしい。 機動的で即時に商品出しできる点が、WEBの最大の特徴だ。
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