2022.09.29 CATEGORY:Webマーケティング
WEBマーケティング事業部の河合です。
前回、前々回のコラムでもお伝えした通り、アナリティクスがUAからGA4に移行されます。
今回は、GA4とUAで指標の計測条件が違うことをご紹介していきます。
馴染みがある指標を中心に、GA4とUAで計測条件が変更された指標をいくつかまとめました。
UA:cookieによる識別
GA4:cookieによる識別に加えて、Google シグナルによる識別も利用
→GA4の方がユーザーの識別精度が高い
参照元の変化や日付をまたいだ場合
UA:別セッションとなる
GA4:同一セッションのまま
→セッション数はUA>GA4となる傾向がある
UA:離脱数÷ページビュー数
GA4:離脱数÷セッション数
→以下の3つのセッションがあった場合
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①Page A → Page B → Page C
②Page A → Page B → Page C → Page A
③Page B → Page A → Page C
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Page AのPV数:3 セッション数:4 離脱数:1
Page Aの離脱率は、
UA:1÷4=25%
GA4:1÷3=33% となります。
GA4の画面では、直帰率はデフォルトで出ません。
代わりに、「エンゲージメント率」が登場しました。
エンゲージメントの定義
①一定時間以上の滞在(デフォルトでは10秒※)
②2回以上のページビュー
③CVイベント発生
のうち、いずれかを満たした場合にカウント
→特定のページに対するユーザーの関心度を推測しやすくなりました。
1回のセッションでコンバージョンを複数回達成した場合
UA:1回のみカウント
GA4:回数分カウント
→目標によってはコンバージョン数がUA<GA4 となる傾向があります。
これらの変更から、GA4に移行したことで数値が大きく上がったり下がったりすることが予想されます。
GA4で正しい分析ができるよう、指標の計測定義の変更点を把握しましょう。
弊社でGA4の設定を代行することも可能です!
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