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【第264回】WEBマーケティング インターネット徹底集客(2021年夏の予約状況)

2021.07.23 CATEGORY:コラム

【第264回】WEBマーケティング インターネット徹底集客(2021年夏の予約状況)

2021年夏の予約状況について、分かっている範囲での概況について述べたいと思う。毎度であるが、お手元にカレンダーを用意して確認してもらいたい。

まず、前提となるのが、予約の「超」直近化という状況である。ここ数カ月、1週間前から当日にかけて、予約が一気に動くという状況が続いている。ゴールデンウイークもこの状況が日本全国で巻き起こり、夏休みも同様の傾向になると予想される。

したがって、現状の予約状況をコロナ前の19年と比較すると、同日対比ベースでは、予約状況が悪いという現象が各地で見て取れる(これが、最終的に埋まらないのか、直近になって一気に埋まるのかは、残念ながら終わってみないと分からないのが難しいところである)。

さて、そのような読みにくい状況ではあるが、直近の7月の4連休は、現状で7月22日、23日、24日という需要の順番になっている。7月22、23日は満室に至る宿も出てきているので勢いを感じるが、24日は未だ弱いという宿も多いので、注意が必要である。

続いて、8月7日~14日のお盆休みを含むピーク期間の動きであるが、これは祝日が移動した関係で、8月7日から9月の3連休までと、8月12~14日のお盆休みの2回に需要の山があるようなイメージで推移している。対象となる8月7、8、12、13、14日の5日間の中は、なるべく高単価での販売を狙いたい。

逆に谷間となる8月9~11日は注意が必要である。該当の5日間が埋まることで8月9~11日にも予約が波及してくるのかは不透明なので、自施設の予約状況に応じて、早目にテコ入れを図ってほしい。

また、4連休後の7月25日~8月6日の夏休み前半であるが、こちらも例年に比べると予約の状況が遅く、不安を覚える方も多いかと思う。この日程に関しては、オリンピック、ワクチン接種状況、感染状況とマスコミの報道の仕方、梅雨明けのタイミングなど、あまりに不確定要素が多いので、判断が難しいところであるが、リスクヘッジ上は早めの集客策で、予約を多めに獲得しておくことを現時点ではお勧めしたい。

幸いにして予約は超直近化しているため、今から対策を実施しても十分に間に合うため、直前まで努力をすれば必ず報われると思われる。

(アビリブ・プライムコンセプト取締役 内藤英賢)

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