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ホテル・旅館集客におすすめ!Web広告とは?

2024.06.28 CATEGORY:Webマーケティング

ホテル・旅館集客におすすめ!Web広告とは?

Webマーケティング事業部の金森です。

今回はホテル・旅館におすすめのWeb広告のリスティング広告、ディスプレイ広告についてご紹介いたします。

・そもそもリスティング広告、ディスプレイ広告は聞いたことはあるけどどんなもの...?
・ホテルで広告を出したいけど何を出したらいいかわからない...
・Web広告って効果あるの?

そんなホテル、旅館のご担当者の方にリスティング広告、ディスプレイ広告について詳しく解説いたします。

 

 

①リスティング広告

リスティング広告(検索連動型広告)とは上記画像の赤囲み部分のように「Google」や「Yahoo!」といった検索エンジンの検索結果画面に掲載されるテキスト広告のことです。

②リスティング広告のメリット・デメリット
<メリット>

1.少ない費用で始められる

リスティング広告は、ユーザーが検索するキーワードに対して入札を行います。広告がクリックされて初めて課金となる「クリック課金制」をとっています。

例)「品川 ホテル」「箱根 旅館」などのキーワードに30円で入札

クリックの金額は1円から任意で設定でき、気軽にどなたでも始めることができます。

2.購買意欲の高いユーザーに配信できる

リスティング広告は、ユーザーの検索行動ごとに適した配信が可能です。
 
例)①「函館 ホテル 予約」で検索しているユーザー
    ②「九州 旅館 おすすめ」で検索しているユーザー

①と②では、①の方が「予約」という行動を検索しているので、予約の確度が高いユーザーだと考えられます。

②は施設を探している段階、潜在層のユーザーです。
①のキーワードに対して広告を出稿することで、予約を獲得する確率が上がります。
このように、特定のニーズに対して絞って配信することが可能です。


3.SEOよりも即効性・柔軟性が高い

SEO(検索エンジン最適化)は反映されるまでに時間がかかりますが、リスティング広告は配信したその日から検索結果に上位表示されるため、即時に効果を確認することが可能です。また、配信の反響を見ながら、広告文の変更や、キーワードの停止などの微調整を行えるためコントロール性が高いのがリスティング広告の特徴です。
 
項目 リスティング広告 SEO(自然検索)
反映までの時間 最短即日で配信可能 反映までに2~3ヶ月かかる
掲載順位 コントロールしやすい コントロールしづらい
訴求内容 自由に設定可能 検索エンジンが決定

<デメリット>

1.認知拡大には向かない

リスティング広告のデメリットとして、認知拡大向けではないことが挙げられます。
リスティング広告を目にするユーザーは、ホテルや旅館に「行きたい」「予約したい」などニーズが顕在化している状態です。

一方で、ニーズが顕在化しておらず、旅行先の検討段階のユーザーに対しては、向かない広告施策だと言えます。

もし、ニーズが顕在化していない層にアプローチしたい場合は、この後ご紹介するディスプレイ広告や、SNS広告など別の手法と組み合わせる等、最適な手段を考えることが大切です。


2.成果が頭打ちすることもある

リスティング広告の運用で得られる成果には天井があります。リスティング広告は掲載するキーワードや設定した予算によって掲載頻度が変動します。

特に、競合の多い人気キーワードの場合だと、十分な広告掲載の回数が確保できない場合もあります。SEO対策など、長期的に安定して流入が取れる施策も同時に進めていく必要があります。


3.効果を出すにはノウハウが必要

リスティング広告は管理画面から簡単に変更を加えることは可能ですが、設定を使いこなし最適な運用を行うのは容易ではありません。また、計測タグの設置や調整、配信結果を分析して改善したり、日々アップデートされる情報など、運用する際に必要なノウハウがいくつもあります。

弊社ではリスティング広告の運用代行を行っています。
詳しくはこちらからお問い合わせください。

③ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告のことを指します。「画像もしくは動画+テキスト」を組み合わせたバナーで表示されることが多いので、バナー広告とも呼ばれています。大きく分けて種類は2種類で、Googleディスプレイ広告、Yahooディスプレイ広告があります。

④ディスプレイ広告のメリット・デメリット
<メリット>

1.潜在層にアプローチでき、認知拡大が可能

ディスプレイ広告では悩みが潜在化しており、自分でも気づいていない潜在顧客にアプローチすることが可能です。

「あのホテルに行きたい」「この旅館に泊まりたい」という顕在顧客には、リスティング広告が向いていますが、「長野県に旅行の予定だけど、どこに泊まろう」「今すぐにではないが、今後出張予定のため宿泊先を探している」という潜在顧客には、ディスプレイ広告が向いています。


2.画像や動画を使えるので目に留まりやすい

ディスプレイ広告ではテキストだけでなく、画像や動画等で表現できるメッセージの量や幅がリスティング広告よりも充実しているため、様々な訴求でユーザーにアプローチができます。

リスティング広告では基本的にはテキストのみで、訴求できるポイントが少ないですが、ディスプレイ広告は画像、動画などの視覚で訴求できます。視覚的・聴覚的な印象を与えることができるため、ブランディングにも適しています。

<デメリット>

1.リスティング広告より獲得につながりにくい

ディスプレイ広告は潜在顧客に広告配信をするため、短期的には成約獲得に至りづらく、クリック率や獲得単価が期待する数値に達しないことも起こり得るでしょう。多くのユーザーにリーチできる反面、狙った層ではないユーザーからのクリックが増えます。宿泊予約、レストラン予約よりも、施設の認知やリンク先ページの閲覧数を増やすことを目的としましょう。


2.改善すべき箇所がわかりづらい

リスティング広告であれば、キーワードや広告文などの変更で微調整しやすく、PDCAが回しやすいです。一方、ディスプレイ広告は画像や動画などのクリエイティブの要素が大半を占めており、どこが悪く、どの部分を修正したら改善するかが見えにくいことがデメリットと言えます。

ディスプレイ広告は弊社でも出稿可能です。
まずはこちらからお問い合わせください。

⑤まとめ

今回はWeb広告についてご紹介しました。
リスティング広告、ディスプレイ広告はそれぞれ一長一短です。
両者を組み合わせて配信したり、SNSやYoutubeなど他媒体を組み合わせることによって安定して成果を出すことが可能になります。

Web広告について理解はできたけど難しそう、というホテル、旅館のご担当者の方、
弊社では広告運用代行を行っています。まずはお気軽にお問い合わせください!

その他、アビリブでは宿泊観光業を中心に、20年以上蓄積したWeb制作とマーケティングのノウハウを主軸にサービス展開を行っています。

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